04 スワヤンブナート寺院
(写真4枚)

04 Swayambhnath
(4 Photos)

 平成21年11月29日(日)、スワヤン
ブナート寺院。
 伝説では、ヒマラヤに大きな湖があ
り、島に咲く蓮華から、ある時、「大
日如来」が姿を現したと言う。
 中国からインドへの帰路の途中であ
った「文殊菩薩」が、「大日如来」に
敬意を払う為、この地に立ち寄った。
 ところが、人々は湖に住む大蛇に苦
しめられていた。「文殊菩薩」が、剣
で山を切り開いた処、怪物は、湖水と
共に消え去り、後に、カトマンズ盆地
が現れた。
 「文殊菩薩」は、小高い丘となった
島に「大日如来」への奉納として、ス
トゥーパ(仏塔)を建立し、後に「ゴ
ータマ・シッダールタ」(釈迦の本名)
して生まれ変わる「大日如来」を万物
の創造者として称えたという。

 写真4は「金剛杵(こんごうしょ)、
ドルジェ」。無明を打ち砕く雷で、真
言宗でも使われる法具。その背後のス
トゥーパの側面に、密教の本尊仏・大
日如来「毘盧遮那仏」(びるしゃなぶ
つ)の像が安置されている。

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