平成28年4月3日(日)。右京区に在る妙心寺・退蔵院だ。「妙心寺」 は、臨済宗妙心寺派の大本山。その一角を占める退蔵院の「退蔵」とは 「価値ある物をしまっておく」の意味。転じて、陰徳(人に知られない 善行)を積み重ねる事を指すとか。 この退蔵院は、初期水墨画の代表作で国宝の「瓢鮎図」(ひょうねん ず。鮎は、なまずの中国由来文字)で有名。瓢箪で鯰(なまず)をどう捕 えるかの禅問答の図だ。ここの住職を訪れた「宮本 武蔵」が、この図を 見ていたに違いない。武蔵自作の刀剣の鍔(つば)に、「瓢箪と鯰」がデ ザインされている。 団体拝観料@450円は、ツアー代金に含まれていた。 写真1は、「妙心寺」の入口。写真2は、「退蔵院」の入口。写真4 〜6が、「紅枝垂れ桜」だが、未だ未だだ!写真8は、池泉回遊式庭園 「余香苑」(よこうえん)。 |