平成29年7月9日(日)。北海道に上陸して来る「ソ連軍」を想定して 開発された国産三代目の主力戦車「90(きゅうまる)式 戦車」だ。 世界レベルでは、米「M1 エイブラムス」や、露「T-80」等と同等の 「第3世代・主力戦車」と呼ばれる。 (尚、前掲の「10式 戦車」は、米「M1A2 エイブラムス」や英「チ ャレンジャー2」、独「レオパルト 2A5」、露「T-84、T-90AM」と 同等の「第3.5世代・主力戦車」と呼ばれる。) 主砲は、44口径120mm滑腔砲。複合装甲。世界の第3世代・主力戦 車で初めて「自動装填装置」を採用し、乗員3名(戦車長、操縦士、砲 手)を達成。 目標及び自らが移動中でも正確な射撃が行える「行進間連続射撃」能 力は、米軍関係者を驚かせたとか。 重量 50.2トン。速度 70km/h。行動距離 350km。水冷2サイクル ディーゼル 1,500PSと、自動変速機を組み合わせる。 砲は、日本製鋼所製、車体と砲塔は、三菱重工製。単価は、約11億円 (平成2年度)、約8億円(平成21年度)。調達数は、341輌。 |