平成27年3月15日(日)。空自の、地対空誘導弾「ペトリオット」だ。 「湾岸戦争」や、北朝鮮の弾道ミサイルの脅威で、一躍有名になった。 6個高射群24個高射隊(各高射隊は、5機の発射機を有す)と、高射 教導隊が、北海道から沖縄にかけて配置されている。 弾道ミサイル迎撃用に、「PAC-2」弾(翼幅 84cm、弾体径 41cm、 重量 900kg、上昇限度 24,000m、対航空機射程 70km、対弾道弾射 程 20km)と、「PAC-3」弾(翼幅 51cm、弾体径 25cm、重量 320 kg、上昇限度15,000m、対航空機射程は半減、対弾道弾射程 20km) がある。 写真5で分かる様に、「PAC-3」弾は、1キャニスターに、4発が収 まる。又、「PAC-2」弾が、セミ・アクティブ誘導で、近接信管方式な のに対して、「PAC-3」弾は、アクティブ誘導され、近接信管に加え、 「サイド・スラスター機構」を持ち、弾道ミサイルを直撃破壊できる。 写真6の、左キャニスターに「PAC-3」弾が、4発、右キャニスター に「PAC-2」弾が、1発収まっている。 |