平成25年8月2日(金)。記念艦「三笠」のパンフレットの記述だ。三 笠は、ロシア帝国に対抗する為、「敷島型」戦艦の最終4番艦として、 英国ビッカース社に発注され、竣工は、1902年。建造費は、120万ポ ンドに上り、日本の国家予算の4%にも達したとか。 その後、英国は1906年に、戦艦「ドレッドノート」を就役させた。 同艦は、「副砲や中間砲を全廃」し、「同一大口径の連装30センチ主砲 塔5基」で武装し、又、世界で初めて「蒸気タービン機関」を採用。そ の圧倒的な火力と、高速力で、以後の戦艦は、同艦を模して建造され、 「ド(レッドノート)級」戦艦と呼ばれた。 「三笠」は、その直前に建造された準ド級(又は、前ド級)戦艦だ。 |